皆様こんにちは、株式会社オクトパスソフトウェア代表取締役の足立です。
かつてIT業界のエンジニアといえば、「きつい・帰れない・給料安い」
――いわゆる3Kの代名詞のような存在と言われていました。
2000年代前半の開発現場は長時間労働が常態化し、
納期に追われるプロジェクトが多く深夜残業や休日出勤は当たり前。
終電まで働いたあと会社に寝袋を持ち込むなんて話も、
今では笑い話に聞こえるかもしれませんが当時は珍しくなかったのです。
給与面でも専門性の高さに対して報酬が見合っていないケースが多く、
「好きじゃないとやっていけない仕事」として語られることが多い職種だったんですね。
今の現場はどうなっている?
安心してください皆様、時代は確実に変わりました。
働き方改革の推進やエンジニア需要の急増によって、
エンジニアの立場や働く環境は大きく改善されています。
特に大きな転換点となったのは、コロナ禍によるリモートワークの普及です。
エンジニアは極論ですがパソコンが1台あればどこでも仕事ができてしまいます。
つまりリモートワークとの相性は抜群というわけですね。
通勤時間がなくなったことで余裕が生まれ、子育てや副業との両立もしやすくなりました。
オフィス勤務が絶対ではなくなった今、場所に縛られずに働ける職業として、
エンジニアになりたい人が急速に増えています。
「優秀なエンジニアを確保するために環境改善が必要だ」
会社側もこういった意識を持ち始め、残業時間の削減やフレックス制度の導入、
福利厚生の充実に力を入れる企業が増えてきました。
もちろん今でもブラックな環境が残っている企業やプロジェクトも存在します。
しかし今はSNS全盛の時代です。
- 口コミサイト
- エージェントの情報
- SNSでの現場の声
――選択肢も情報も揃った今の時代、過酷な現場に甘んじる必要はありませんね。
え?もちろん弊社はブラック企業なんかじゃありませんよ。
ええ、ハイ。
…本当ですよ?
給料は安いまま?
そこ気になりますよね。
確かにどんなに自由はあってもお金が全然得られなければジリ貧です。
結論から言えば、エンジニアはもう薄給ではありません。
むしろ、スキル次第で高収入を狙える時代になっています。
たとえば未経験からスタートしても、3〜4年の実務経験を積み上げていけば、
年収600万~800万円クラスに到達するのも現実的です。
もちろん相当な努力は必要ですが、必ずそれに見合うだけのリターンを得ることはできます。
さらに、クラウド・AI・セキュリティなどの専門領域に特化すれば、
1000万円超えも決して珍しくありません。
フリーランスエンジニアに目を向けると、月単価80万~100万円以上の案件も多数存在しており、
「会社に所属せずに安定した収入を得る」という働き方を実現している人も増加しています。
かくいう私もこのフリーランスでエンジニアを4〜5年くらいやっていましたが、
その間一度も案件が絶えたことも、収入が大幅に目減りするようなことはありませんでした。
副業や業務委託で週3勤務しつつ、他の日は自分の開発や学習に充てる
――そんな柔軟な働き方も珍しくなくなっていますね。
キャリアの幅が広がった今
昔のエンジニアは、会社に言われた通りにコードを書く、
いわゆる“作業者”のように扱われることも少なくありませんでした。
しかし今は、自分でキャリアを設計し、価値を発揮できる時代です。
会社員として安定を目指すのも良し!
フリーランスで自由を手に入れるのも良し!
副業で複数の案件を並行するのも良し!
エンジニアは今、もっともキャリアの自由度が高い職業のひとつとなっています。
もちろんそのぶん、学び続ける姿勢や技術だけでなく、
コミュニケーション力や課題解決力などの“総合力”が求められるようになったのも事実ですが、
それは報酬と自由の代わりに必要なスキルとも言えるでしょう。
まとめ:今は「選べる」時代
“エンジニア=薄給で激務”というのは、もはや過去のイメージです。
「実力さえあればどこでも通用し、自由で収入も見込める魅力的な職業」
これが現在のエンジニアという仕事であると言えるでしょう。
さらにAI技術の飛躍的な成長により、
エンジニアの働き方の可能性はさらに加速しています。
さあ皆さんも乗るしかないですよ。
このビッグウェーブに。
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